熱海秘ストリア・五七五 第4回写真俳句物語コンテスト入選発表

平成27年5月1日より開催されていた第4回「熱海秘ストリア・五七五 写真俳句物語コンテスト」にご応募頂き有り難うございました。

応募作品テーマ句部門52作品より5作品を入選としここに発表いたします。賞状、副賞は後日の発送をもってかえさせて頂きます。

平成27年は、2回のコンテストを開催します。第5回は9月1日より11月20日となっております。ご応募をお待ちしております。

入選者発表

撮詠大賞  小宮 里さん(静岡県長泉町)

HP-01

野分の風がひどい朝でした。岩陰にかくれる様に夜を過ごした鴎たちが飛び交い、喜びの様子にみえました。

 

撮詠賞  松原 千代子さん(静岡県熱海市)

HP-02

熱海に住んで十数年になると 花火も珍しくなくなり客人の有る時くらいにしか見なくなった。それでも カーテンを開ければ見えるので時にはチェックする。特に 花火に適した風のある日などは。そんな或る日の涼やかな花火は 一人住いの心に沁みた。

 

撮詠賞  前島 清治さん(静岡県藤枝市)

HP-03

今朝、秋の気配を風に感じた海辺に、一人の釣り人の姿があった。幼い頃、父の海釣りに同行した時のことが懐かしく思い出された。その釣り具は、今も処分できずに納戸に眠っている。

 

撮詠奨励賞  幸崎 康博さん(神奈川県横浜市)

HP-04

今年は8月に入り、横浜も大変暑かった。4日の夕方に待ち兼ねるようにみなとみらい駅より海の見える花火会場に入った。向かって右方向から少し風がある。でかいのが上がった、上空の風ですこし形が崩れる、構わない、熱波を吹き飛ばせ。

 

撮詠奨励賞  成川 和子さん(静岡県長泉町)

HP-05

御輿が波に押されながらやっともどる処です。